一人親方団体 新潟建設建築技能者組合

建設・建築業関係の一人親方のみなさまへ

労災保険「一人親方特別加入制度」のご案内

『一人親方特別加入制度』は国の労災保険です。加入するためには一人親方団体を通じて申込みが必要となります。
当 新潟建設建築技能者組合は厚生労働大臣に認可を受けた一人親方団体です。一人親方の皆様が安心して働けるお手伝いをいたします。

『一人親方特別加入制度』により、仕事中・通勤中の事故で労災保険が使えます! さらに、労災保険加入証を発行致しますので、新たな仕事を受注するチャンスも広がります!!

加入・ご相談は

TEL 025-256-8373 へ
FAX 025-256-8374 へ

つぎのような方にこそお勧めです

  • 元請などから、「現場に入るのなら、労災に加入してほしい。もし労災に加入していないのなら『現場に入るのは禁止です』」と言われた。
    ~建設業界などでは、元請先や親会社から、一人親方も、労災保険に必ず加入してほしいと言われます。
  • 従業員数が数名の会社は、その従業員が退職してしまって、社長が「一人親方」に戻ってしまうことがあります。
    そんなときにも、切れ目なく、一人親方労災に特別加入ができたり、また従業員を雇ったら(中小企業主の特別加入に)すみやかに戻りたい。

日本の公的年金制度(労働保険と社会保険)

労働保険
1 労災保険(労働者は強制加入)
仕事中のケガや病気のため
2 雇用保険
失業(しつぎょう)したときなどのため
社会保険
3-A 厚生年金保険
いずれか加入
老後や遺族、障害者になったときの年金受給のため
3-B 国民年金
4-A 健康保険
いずれか加入
仕事以外(プライベート)でのケガや病気のため
4-B 国民健康保険

※4-A・Bには「介護保険」も含みます。
※1~4全体で「社会保険」と表現することがあります。

一人親方等の労災特別加入制度

前表の「労災保険」は、仕事中のけがや病気、休業等の保障(給料の補てん)といった労働者の保護を目的とする制度です。
しかし、労働者だけではなく、一人親方の方々の中には、実質的に労働者と同様に働いていて、同様に保護をすべき方がいます。

国はこの保護することが適当であると認めるべき方に対して、労災保険に「特別に任意加入する」ことを認めています。

一人親方等が労災保険に特別加入するためには、労働保険の事務処理を、当新潟建設建築技能者組合のような一人親方団体に委託することが手続き上必要になります。

労災特別加入をご検討されている方、お気軽にお問い合わせください。

当新潟建設建築技能者組合のその他のメリット

  • 従業員がいないので、社労士にコンスタントに手続きを頼むほどの用事はない。しかし、毎年の労働保険の申告(年度更新)や雇用保険の入社・退職の手続きはたまにある。自分ではやっている時間がないので、安価で労働保険の申告や手続きなどの代行をやってほしい。
  • 万が一の労災事故、労災でのけがの療養費、休業給付の申請をしたいときに、労災給付を申請できる社会保険労務士、つまり社労士が運営している一人親方団体を選んで、万が一の場合にも備えたい。
  • 手続きが、かんたんでわかりやすく親切なところを選びたい。
  • 手数料が安いこと。

そもそも「一人親方」とは?

一人親方(ひとりおやかた)とは、建設業などで労働者を雇用せずに、自分自身と家族などだけで事業を行う事業主のことをいいます。
元々は職人をまとめて仕事ができる能力をもっているという「職階」を示す言葉でした。

一人親方団体 新潟建設建築技能者組合 への委託手続は

一人親方団体新潟建設建築技能者組合あてに、労働保険の事務処理を委託するには、まず「一人親方特別加入申込書 兼 労働保険事務委託書」を、当団体に提出をお願いします。

特別加入(委託)できる一人親方は

労働者を使用しないで、次の事業(〇)を行うことを常とする一人親方など自営業者(以下「一人親方等」といいます)が、特別加入できます。

〇土木、建築その他の工作物の建設、改造、保存、原状回復(注)、修理、変更、破壊もしくは、解体またはその準備の事業(大工、左官、とび職人など)

特別加入できる方は?

注:年間100日以上従業員を使用する場合は、中小事業主等となりますので、「中小事業主特別加入制度」に加入をお願いします。

加入時健康診断

下記特定業務経験者は特別加入の申請を行う際に健康診断を受ける必要があります。

加入予定者の特定業務加入前に従事した期間必要な健康診断
粉じん作業業務
3年以上
じん肺健康診断
振動工具使用業務
1年以上
振動障害健康診断
鉛業務
6か月以上
鉛中毒健康診断
有機溶剤業務
6か月以上
有機溶剤中毒健康診断

※詳しくはお問い合わせください。

特別加入の保険料は?

ご希望の「給付基礎日額」によって異なります。
ご自身の収入などに見合った日額に加入されることをお勧めします。

保険料表の一例
(労災保険料率 18/1000)

給付基礎日額
(一日の賃金)
保険料(年額)
25,000164,250
20,000131,400
10,00065,700
5,00032,850
3,50022,986

※給付基礎日額は16段階あります。
※労災保険番号を獲得し現場に入ることを最優先したい方は、まず日額3,500円とされるケースが多いです。

補償内容は?

給付基礎日額療養給付
(治療費)
休業補償(日額8割)障害給付傷病給付遺族給付その他
25,000日額に関係なく
無料
20,000日額・障害等級
による
日額・傷病等級
による
日額・遺族人数
による
介護給付・葬祭料等
20,00016,000
10,0008,000
5,0004,000
3,5002,800

他の費用は?

当組合の組合費 年額 15,400円(税込)(4月加入の場合、5月以降は下記一覧のとおり)
退会手続費用・労災事故の際の手続費用はすべて無料です。

一人親方労災加入月別保険料一覧

4月
加入
5月
加入
6月
加入
7月
加入
8月
加入
9月
加入
10月
加入
11月
加入
12月
加入
1月
加入
2月
加入
3月加入
(13ヵ月分)
基礎日額(円)
3,500
22,98621,07819,15217,24415,31813,41011,4849,5767,6505,7423,81624,894
年会費15,40014,30013,20012,10011,0009,9008,8007,7006,6005,5004,40016,500
合計38,38635,37832,35229,34426,31823,31020,28417,27614,25011,2428,21641,394

※上段は国に納入する労災保険料
※下段は年会費:(基本手数料2,000円+1,000円×月数)×1.1(消費税)
※原則として12月までの脱退は、上段・下段とも残月数分を返還いたします

よく、こんな話を聞きます。すごく安い会費(手数料)の団体にはご注意を!

  • 労災保険のことをあまり詳しくない人が、取扱いをしている。
  • 労災事故が起きたときに、申請用紙を渡してくるだけで、フォローがほぼない。
  • そのため、労災事故にあっているのに、せっかくの労災保険給付をまったく使えなかった。
  • 本当に営業実態があるのかあやしい「レンタルオフィス」で、リアルには対応してくれない。